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稲盛和夫氏に学ぶリーダーシップ

稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書 稲盛 和夫 (著)
『稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書』 稲盛 和夫 (著)

 
京セラ・第二電電(DDI、現KDDI)創業者の稲盛和夫氏。

2010年2月から日本航空の再建のため無給で会長を務められ、
驚異的なV字回復を果たされました。

「リーダーは、常に謙虚でなければならない。」

稲盛氏のリーダーシップ論は様々な所で語られますが、
私にとって特に印象的なフレーズがあります。

 「リーダーは、常に謙虚でなければならない。
  謙虚なリーダーだけが、協調性のある集団を築き、
  その集団を調和のとれた永続する成功に導くことができる。」

 
京セラ、KDDI、日本航空といった巨大な組織のトップに立って、
リーダーシップを発揮するには、独断専行で進めるだけでは、
社員がついてきません。

リーダーとしての決断力や行動力を備えて発揮する一方で、
謙虚さを持ち、組織に協調性と調和をもたらし、
成功に導いていけると述べられています。

 
謙虚とは引っ込み思案であるとか、単に相手にへりくだる、
ということではありません。

常につつましく、たとえ部下の意見であっても真摯に耳を傾け、
良い意見を素直に取り入れていく姿勢のことです。

この「謙虚さ」という姿勢は、頭でわかっていても、
今まで積み重ねてきた経験や成功体験、年齢や役職といった
地位という概念が邪魔して、なかなか素直に受け入れられません。

相手の価値観を尊重する

NLPには前提として「相手のフィールドに入る」というものがあります。

例えば、私たちが最寄駅から会社までのルートを思い描く時、
一人ひとり思い描く風景は異なっています。
人それぞれ、異なる「地図」を持っているのです。

そして、自分のとは異なる相手の「地図」を尊重する、
つまり相手が相手自身の経験に照らし合わせて反応することに対して、
自分の地図でもって反発するのではなく、相手の反応を尊重するのです。

相手の反応、相手のフィールドを尊重することで、
相手からの信頼を得ることができ、
より深い信頼関係を築いていくことができます。

 
自らの成功に驕ることなく、自己成長を続け、
メンバーの意見もしっかり聴き、良いものは取り入れ、
組織全体で成長していく姿勢を持って貫くことが、
トップに求められるリーダーシップの要素といえるでしょう。

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